給食のおばさん in アメリカ

日米スタバ店員⇢米ボディビルダー(準優勝×2)⇢ 給食のおばさん。在米20年、アメリカ給食、日々のこと。

【アメリカ給食】大統領が変わると『Milk』も変わる?

 

アメリカの給食に、

牛乳が提供されるようになったのは、

1946年頃だそうです。

 

今では

1年間で約403ミリオンの牛乳が出荷され、

金額に換算すると$1.35ビリオン!

*資料参考

 

現在、

低脂肪&無脂肪のチョコレート味とプレーン味の2種を提供。

と言っても、

断然、チョコ味ファンが多い。

 

私の働く学校では、

1週間に約600個の牛乳を売り上げていた。

9割、チョコ派。

(現在はコロナで給食売り上げ激減)

 

以前、ミシェル・オバマの給食改善プログラムで脂質・塩分・糖分が一気に悪者になった。

もちろん、チョコレートミルクも。

 理想と現実。

結局、オバマ政権時代の給食残飯量は

予想以上に増え失敗に終わったのだけど。。

 

トランプ政権中では、

白い炭水化物、低脂肪チョコミルクが復活。

 

 

大人はブーイング、でも子供は大喜び。

 

 

オバマ氏に嫌われた低脂肪チョコミルクは、

確かにカロリーは良くない。

でも、

低脂肪プレーン味、オレンジジュース、スポーツドリンクと比べ、より多くのビタミンが含まれており、悪い事づくしだけではない。

そして若い頃から『牛乳』を飲む習慣にも繋がるベネフィットも。

 

 

 

成長とともに、

食の選択肢は増えていく。

 

味を知ることは、大切。

 

そして、気付く機会もある。

 

自分から意識することも大事。

 

 

学校給食に栄養を頼りすぎる人こそ、

給食を悪党にする人が多いように感じます。

家庭環境により、給食に栄養を頼らなければならない人がいるのも事実ですが。。

 

日本の小学校は、

各々栄養士さんがいて

献立を考えていると思いますが、

アメリカの場合、

献立は学区単位で揃えます。(数十校単位)

 

更に国から、

州から、地域から、

定められた規定、、

そして食物アレルギーを考慮され・・・。

現地の小学校に届く2種のメニュー。

(現在はコロナの影響で1種のみ。)

 

 

簡素化されたアメリカ学校給食ですが、

背景には色々と事情があるんですよね。

 

 

白くなったり

 

茶色くなったり

 

無脂肪になったり

 

低脂肪になったり

 

バイデン政権では、

アメリカ給食が

どのように変化していくのだろう・・?

 

個人的に学校給食のチョコミルク、全然OKだと思います。

食物アレルギー対応で、

豆乳やアーモンドミルクなどの代用ミルクもあったら良いなとは感じますね。

   

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冬の給食デザート、いちごシャーベット。

 

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