給食のおばさん in アメリカ

日米スタバ店員⇢米ボディビルダー(準優勝×2)⇢ 給食のおばさん。在米20年、アメリカ給食、日々のこと。

急遽、日本へ帰国。水際対策が・・・

感染症を理由に、日本政府の発令した水際対策が厳しい今、、。

 一身上の都合により急遽、日本へ帰国中です。

去年に引き続き今年も里帰りは見送りの予定でしたが、闘病中の兄弟が深刻な状況になり、単身帰国を決めました。

涙の帰国。人生では避けされない現実ですね。。

 

現在、強制隔離ホテルに3日間滞在中。

『水際対策がザルだ』と言うニュース記事を読んだことがある。

実際は・・・。ザルどころか、息苦しくらいでした。

 

政府指定のCovidテスト、誓約書、隔離・GPSで監視など・・・。

 

徹底した対策で日本をコロナから守るためと理解しています。

でも規定に対し、少し非効率なプロセスだったかなと感じました。

 

空港に到着後、空港内に設置された検疫所をとにかく歩き回る・・・。

もしも変異株を保持した陽性者がいたら、この間にコロナをばら撒いてしまうんじゃないかって思います。(PCR検査結果が出る間に、かなり歩き回ります)

また各検疫所は大勢スタッフの方も待機していて正直、不安になるほど『密』。。

でも常に監視員が側にいるため、突然の帰国で入国審査の流れに不安があっても迷うことはありませんでした。現地スタッフの方の対応は素晴らしいです。

 

私の体験した隔離ホテルまでの流れ:

朝5時、3日間の強制隔離州より羽田空港に到着。

・各検疫・入国審査を終えるまで、4時間

※わたしのPCR検査結果が早めに出たので、他の方よりも早くバスへ誘導されました。家族連れの方の中には、片方の検査に時間がかかり結局待ち時間が伸びてしまう人もいた。

・空港からホテル行きのバスに乗るまで、1時間(グループ行動)

・ホテルまで1時間。受付まで30分。

日本到着後、ホテルに着くまで6時間半かかりました。

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※ホテルの行き先は、横浜か両国。私は両国のアパホテルでした。高層なので窓は一切開きません。

※食物アレルギーの有無は聞かれますが、食事規制がある人は事前に準備して持ち込むことがベストだと思います。1日3回、お弁当は決まった時間にドアノブに掛けてあり、それ以外は一切出れない。

※ホテルには必要最低限のアメニティ、電気ポット、冷蔵庫、タオルあり。

※到着日は、隔離日数に含まれない。強制隔離開放日は、同日午後4時か翌日朝10時のみ。現地解散ではなく、到着した空港に戻されます。

※政府指定のアプリをダウンロード出来ないと、空港でレンタル携帯をしなければなりません。2週間で15000円。この携帯は指定アプリしか起動せず、電話機能はありません!←困ってます。。

 

飛行機は空いていましたが、それでもこれだけ時間を要します。

これから夏休み・オリンピックに向けて旅行者が増えた際、この対策はパンクしてしまうような気がする。。

 

渡航は禁止されておらず、条件を満たせば希望者は日本へ帰国可能です。

 

どんな事情があれ、規定・隔離日数は変わりません。

 

様々な想いを背負い、人は旅をします。

私自身も仕事、育児、家事そしてリスクのことを考え、帰国は苦渋の決断でした。

夫の支え、子どもたちの後押し無しには今ここにはいません。涙

短い帰国ですが、隔離後は家族との尊い時間を大切にします。

 

日本政府の規定は頻繁に改定されています。

今後どう変化していくかわかりませんが、近日渡航をされる方へ向けて・・・。

この情報が少しでもお役に立てれば幸いです。(6月7日現在)

 

 

 

 

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