給食のおばさん in アメリカ

日米スタバ店員⇢米ボディビルダー(準優勝×2)⇢ 給食のおばさん。在米20年、アメリカ給食、日々のこと。

給食パンデミック

今夏、親愛なる兄が他界し、喪失感を文字で綴るより日々を忙しくすることが『心の絆創膏』となってました。前回のブログ更新から、すっかり時は流れ・・・。気の向くままに、赴くままに書けるのがブログの良さですね。
 
 
【給食パンデミック
アメリカの給食代は、全額・減額・無料と家庭の収入により3段階に分かれて金額が設定さています。
が・・・。今年より学校給食が無料となりました。(州による)
 
その結果、給食を食べる子が極端に増え、前代未聞の給食不足が発生しています。
 
給食パンデミックの最中、コロナリスクと賃金が比例しないと従業員32人が退職!とてつもない食料&人員不足のまま、新学期がスタート。。。
 
当初、私のアシスタントも決まらず、ようやく派遣された子は包丁も握ったことのない若い男の子。
給食のおばさんどころか、給食少年がやってきた。
 
無料給食により注文は激増で1日300食にまで膨れ上がり、調理と給食少年のトレーニングで、手がもう一本あったらと何度思ったか。
十分な食材も届かないのでメニュー変更が続き、親から子供から苦情の嵐。
ついにメディアまで、学校給食の話題を取り上げるまで深刻な問題に・・・。
 
個人的に私は、学校給食の無料化は不必要だと思っています。
現に無料給食で食の質も下がり、本当に給食を必要とする子が可哀想に感じる。。
 
今までにないほどの重労働筋トレの最中、上司が過労で体を壊してしまい退社。その穴埋めにと彼女の在籍していた高校へ異動して欲しいとオファーを受けた。
 
新しい環境に飛び込むことは、勇気がいる・・・。
 
けれど経験は、人生を豊かにしてくれる・・・。
 
新米の給食少年も、大丈夫だろうか・・・。
 
悩んだ末、9年ほど勤めた小学校を卒業し、現在は1日1300食を提供するマンモス校へ異動。
 
まだまだ人員&食材不足も続いていて、毎日とても忙しい!
でも今まで以上に充実感と達成感を日々感じている。
やっぱり給食のおばさんという職業が好きです。サイコー!
 
小学校では自分の名前すら迷子になる子がいて、手取り足取りサポートしてたけど、高校生は大人ですねぇ。小高の給食ギャップについて、また次回ブログに綴ろうと思います。
 

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