給食のおばさん in アメリカ

日米スタバ店員⇢米ボディビルダー(準優勝×2)⇢ 給食のおばさん。在米20年、アメリカ給食、日々のこと。

病院で、とんでもない話を聞く。

 

内科受診のため、病院へ。

 
診察室に入るまで、
幾度も体調に関する質問をされる厳戒態勢。
 
待合室には数名、
それぞれに距離を保ちながら順番を待っていた。
 
その中で真向かい側に立つ若い男性だけは、
マスクを外し通話に夢中・・・。
(アメリカ人はマスクの使い方がまだ不慣れで、会話・くしゃみ時にマスクを取る人も多い)
 
 
盗み聞きするつもりはなくとも、
静かな室内だったので彼の声は響き渡り。
 
 
会話は、、
『動物病院で働く彼。今、動物にもコロナ症状が続出してる』と。
 
動物にもPRC検査は可能らしく、
コロナ感染をした犬が安楽死させられたと記事を読み、心が痛くなった所だった・・・。
 
 
続けて、
『彼の同僚は微熱がありながらも働いてて・・。大丈夫、元気だから』と。
 
 
「え??」それって。。
 
 
彼の左右に座っていたお年寄りの方が、
その場を離れはじめ、、、。
 
 
マスクで半分顔が隠れていても、周囲は以心伝心。複雑な気持ちでいっぱいに。
 
 
先日、身内の訃報で急いで義母が病院に向かう途中、
車の窓から見えた浜辺は、人・人・人。
一瞬、非常事態を忘れるほどの賑わいだったそう。
 
 
コロナ感染は、もう自己防御できるレベルを超えている。
 
 
 
 
私の住むカウンティーでは、
リテール店で従業員にコロナ感染者が出ても、お店は休業しなくなりました。
 
”従業員から悲痛の告発ともいるSNS投稿には、
隣で働く同僚が感染しても、
自分に症状が出ない限りPRC検査をしてもらえず、
生活のために、仕事を休むこともできないと。”
 
 
 
『40度以上の高熱と呼吸困難』
この症状が揃わない限り、病院で検査をしてもらえないのが現状。。
 
元々、低体温の人はどうするんだ??(私自身もそう)
 
 
 
州が実施するドライブスルーの無料検査は3時間待ち。
小さなブースだと、1日100人限定のみ。
 
実際は、まだまだハードルが高いPRC検査です。
 
 
 
コロナは、無法。
 自粛要請は『お願い』であって、法的効果がない。
 
ちょっと体調に違和感があっても
生活のため、
娯楽のため、
動いてしまう。。
 
 
最近の米ニュースでは、
コロナ感染者・死亡者・抗議デモ・・の話題ばかり。
根本的な原因を指摘する人が少ないと感じる。
 
 
大声の主張や銃を準備することが、ベストな道だと思えない。
 
 
自分より小さな命、
配慮が必要な人のためにも、
本当の問題を分割・分解していかなければ、
解決策は、永遠に見つけられないような気がします。
 
 
 
 荒れるアメリカ、どうなっていくのだろうか・・・。
 
 
 
 
 
 peace
 

いつも読んでくださり、ありがとうございます。

 

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